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北区地域包括 2022.07.04

「認知症高齢者あんしん声かけ体験」を開催しました。

2022年7月1日、さいたま市北区大成町4丁目自治会館にて、今年で3回目となる「認知症高齢者あんしん声かけ体験」を開催しました。

参加者は民生委員・オレンジパートナーの方13名、認知症役には地域のケアマネジャー3名、北区高齢介護課1名のご協力をいただきました。

この声かけ体験の目的は認知症への理解を深め、認知症の人や家族を見守る地域の意識を高めること、地域の人や関係機関のつながりを広めることを目的としています。

参加者は、4つのグループに分かれ、認知症役が配置された4か所を巡り声かけのロールプレイを行いました。

認知症役の皆様は、日頃の経験から素晴らしい名演技でした。頑固な役や「迷子」という言葉に反応して「迷子じゃない」と反論する姿など、参加者も声かけ対応に苦慮されている様子も見受けられました。中には「こんにちは、暑いですね~。ちょっとそこで休みませんか?」と相手に自然に話しかけて、相手が不安にならないような声かけの工夫をされている方もいて印象に残りました。

初めて参加された方からは「認知症の症状はケースバイケースでその方に応じた声かけをするのが難しかった。まずは警戒されないよう、自然に声かけして少し足を止めてもらい、うまく地域包括支援センターに繋いでいけるようにしたい」というご意見をいただきました。

当初、屋外開催の予定でしたが当日は猛暑で急遽、大成4丁目自治会の協力をいただき自治会館開催となりました。

暑い中、参加してくれた地域の皆様、関係機関の皆様どうもありがとうございました!